東京にあるフォトスタジオで成人式前撮りの予約を入れている方は多いようです。基本的に振袖と合わせる飾りといえば、ヘアセットの際に使用するヘアアクセサリーですが、中にはピアスやイヤリング、指輪などを取り入れたいという方も少なくありません。納得のいく記念の一枚を残すためにも、アクセサリーの基本マナーを確認しましょう。
振袖を着る時にアクセサリーを身に付けることはタブー?
日常的に着物を身に付けていた時代では、現在女性が気軽に利用しているアクセサリーなどの装飾品を身につける習慣はありませんでした。そのため、着物を着る際にはアクセサリーを身につけること自体がタブーになったといわれています。
また成人女性が着用する振袖は、布地に使用される柄や色味が美しいので、これだけでも充分に華やかな印象になることも関係しているようです。そして振袖は未婚の女性にとって第一礼装となります。基本的に成人式などの晴れの舞台や、結婚式など正装をする場所でのみ着用する着物でもあるので、きちんとした正装を意識する方などはあえてアクセサリーなどは取り入れないという方も少なくありません。
しかし東京のフォトスタジオで成人式前撮りなどを計画している場合は、実際の式典とは違い周りの目を気にせず自分の希望する写真を撮影できるメリットがあります。そのため、着物と一緒にアクセサリーを身につけるという方も増えているようです。
振袖を身につける時のピアスとイヤリングの選び方
東京のフォトスタジオで成人式前撮りを撮影する予定があり、ヘアスタイルは全体的にアップにするので耳元にアクセサリーを身につけたいと考える女性も少なくありません。そんな時に耳元を華やかに見せてくれるアイテムとしてピアスやイヤリングなどがあります。着物に合わせて身につけられる和テイストのおしゃれなピアスやイヤリングなどを取り入れるのも1つの方法でしょう。
ただし、きちんとした礼装をできるだけ崩したくないと考えているなら、大きめのものは選ばずにパールなどの小型タイプのものを選択するようにしましょう。最近では飾りが大きなものや、ゆらゆらと揺れるデザインも人気ですが、おしゃれ感は抑えることが無難です。アクセサリーは付けすぎてしまうと、ごちゃごちゃとした印象になってしまう可能性があるので、着物の柄や髪飾りなど全体のバランスを考えて取り入れるようにしましょう。
指輪やネックレスを身につける際のマナーをチェック
普段から身につけることが多い指輪の中でも、いつも身につけているものや平たいデザインのものなら使用しても問題はないといわれています。しかし、成人式前撮りで振袖を着用するなら、着物や帯の生地に引っかかってしまうようなデザインの指輪は選ばないことが前提です。
ネックレスもマナーというよりも、せっかくお気に入りのネックレスを身に付けても着付けの時点で隠れてしまう可能性があります。着物は首元に刺繍を施した半襟や重ね衿を使用しておしゃれを楽しむ特徴を持っているので、首元にネックレスをしてしまうと違和感がある仕上がりになる場合が多いです。そのため、首元の装飾品の利用はできるだけ避けることが一般的だといわれています。
他にも髪飾りの代わりとして帽子やチュールを取り入れたり、手袋をプラスしたりするなど好みに合わせて合わせる装飾品は変わっていきます。東京のフォトスタジオで撮影する成人式前撮りだからこそ、実際の式典では身につけられないアイテムも取り入れることができるメリットがあるのです。
成人式前撮りでは、振袖やヘアメイクなどに合わせて、髪飾りやアクセサリーをどうやって取り入れるかなども重要になります。ただし、アクセサリーによっては着物に適していないものも少なくないので、マナーやバランスを考えて上手く取り入れるようにしましょう。