二十歳は誰にとっても一生に一度しかやってこない人生の節目です。この尊い時間を永遠の思い出にするために、写真やDVDにおさめておきたいと考える人も多いでしょう。くじけそうなとき、辛いとき、なつかしさに浸りたいときに二十歳の写真を開いてみると、初心を思い出し、改めて人生を歩んでいく決意を固めていくこともできるのです。
成人式の装い
成人式は毎年1月の第2月曜日と定められており、各自治体によって体育館やホテル、レジャー施設などで式典が開催されます。それにあわせて新成人は参加する準備が必要です。日本では昔から和装を身に着けて式典に出席する慣習があり、正式な礼服とされる振袖が選ばれ多くの新成人が袖を通しているようです。
成人式の二十歳の瞬間を記念に残すために写真を撮ることも一般的になっています。写真撮影と成人式の参加を考慮して装いを検討し決めていかなければいけません。
まず自分は振袖にするのか、スーツなどのツーピースの礼服にするのか、もしくはコスプレ系の衣装にするのかを検討しなければいけません。振袖は購入すると100万円前後の予算、レンタルであると30万円前後の予算が相場になっているので、費用をどうするのか考慮する必要があります。決済方法もクレジットやローン、もしくはキャッシュで一括にするのか事前にきちんと決めておきたいものです。
振袖にあわせたヘアメイクと着付け、写真スタジオの手配
成人式には振袖を身に着けると決定したのであれば準備することがあります。振袖を身に着けるには、着付けの手配をしなければいけません。和装のヘアメイクは特殊であり、それを作り上げるのに多くの時間を要します。そこで美容院の手配も事前に行う必要があります。
そして重要な記念写真を撮影するスタジオを予約し、おさえておくことも忘れてはいけません。東京の写真スタジオで成人式前撮りの場合は予約することが一般的です。東京は人口も多く、成人式前撮りも混雑しやすいため、できるだけ早めの予約がベターです。
写真スタジオによっては、着付けの先生、ヘアメイクをセットにした成人式前撮りプランも設けています。こうしたプランを設けている写真スタジオを探して予約しておけば、自分でヘアメイクと着付けを別で予約する必要もありません。写真スタジオ自体が、レンタル衣装を貸し出しているケースも東京ではよく見受けられます。
前撮りする日時や時間帯について
東京の成人式前撮りで予約をする必要があることがわかっていても、具体的に日時や時間帯はいつがよいのか迷う場合もあるでしょう。東京の写真スタジオも繁忙期というものがあり、季節や時期によってはほかの撮影で混みあっており、うまく予約できない場合もあります。
入学式のある4月、元旦のある1月は記念写真を撮る人も多く混み合っているようです。5~6月頃は閑散期でもあり、スタジオは比較的空いています。5月であればスタジオだけではなく、屋外撮影も新緑がキレイであり天候もよいのでおすすめの時期といえるでしょう。
また7~8月の暑い時期でもスタジオの屋内は冷房がきいているので、撮影には最適です。秋から冬にかけては気候が不安定であったり、インフルエンザなどの感染症のリスクを考えたりすると控えるのが望ましいでしょう。撮影時間帯はお昼ごろから夕方までの時間帯がよいといえます。振袖は着付けやヘアメイクに時間がかかり、午前中いっぱい準備しなければいけません。夜の時間帯は顔がむくんだりするので避けた方がよいでしょう。
成人式前撮りには振袖やヘアメイク、着付けの準備のために撮影スタジオを予約しなければいけません。撮影は5~6月頃で、撮影の時間帯はお昼ごろから夕方がおすすめです。午前中は着付けやヘアメイクで時間がとられます。