成人式では一生残る写真を残したいという気持ちで前撮りの予約をする人も多いでしょう。せっかくなら衣装だけでなく髪型にもこだわって、トータルコーディネートした姿で前撮りをしたいのではないでしょうか。今回は成人式の前撮りに合わせて髪を染めるタイミングや、振袖に似合うヘアカラーについて解説します。
ブリーチありなら前撮り直前に!
ブリーチは日にちがたつにつれて色落ちしてしまうので、なるべく前撮り直前にすることをおすすめします。ブリーチをすると、本来持っている髪の内側の黒色や茶色のメラニン色素を破壊するので、キレイで鮮やかな色合いにできます。直前にした方がいい理由はシャンプーで色が落ちていくからです。
ブリーチは染めた直後が1番キレイに色味が出ている状態です。市販されているシャンプーの洗浄力によって違いはありますが、おおよそ1〜2週間経過すると金髪に戻ってしまいます。シャンプー以外にもドライヤーの使用頻度や紫外線も色落ちの原因となります。そのためブリーチをして前撮りをしたい人は、直前にした方がいいです。
ブリーチなしの場合は1週間前
ブリーチなしの場合は、髪の毛にしっかりとヘアカラーの色味が定着するには、約1週間程度かかります。またブリーチと違ってシャンプーやトリートメントをカラーリング専用を使用することをおすすめします。
染めた後のお手入れによって少しずつ髪の毛に染め剤が馴染んでいき、美容師さんにお願いした理想のカラーリングに変化するでしょう。ヘアカラーの色持ちを持続させるためにカラーリング用のシャンプーを選択して、コテやアイロンを使用せずに前撮りまではドライヤーのみで対応するとより効果的です。
振袖に似合うヘアカラー
振袖とヘアカラーのトータルコーディネートで記念の一枚を残したいです。振袖の色合いによっておすすめのヘアカラーを紹介します。
不動の人気の赤い振袖
伝統的な魅力を生かした「黒色」や「ブラウン」がおすすめです。「黒色」は、赤い振袖とともに日本人らしい魅力を存分に発揮した組み合わせです。「ブラウン」は赤い振袖と同系色になりますが、明るさを押さえているので落ち着いた感じを引き出せるでしょう。
清楚で美しさを引き出す白い振袖
まずは、コントラストで印象的にするには「黒色」をおすすめします。清楚な組み合わせのナンバーワンとなるでしょう。ほかにも「ブロンド」もおすすめで、色素が薄い事で神秘的な美しさを演出できます。
キュートなピンクの振袖
可愛らしいピンクの振袖を着て清楚に決めたいなら「黒色」がおすすめです。明るめのピンクとの相性抜群です。ほかにも「ベージュ」は優しい色味で女子力アップを狙えます。
元気な印象の黄色の振袖
明るい振袖と「ベージュ」の組み合わせは、相乗効果で明るい印象を与えられます。一方「ブラウン」は明るさを活かしながらも落ち着いた大人の雰囲気を引き出してくれます。上級者はここにインナーカラーとしてブロンドを入れるとオシャレ度UPです。
穏やかな雰囲気の緑の振袖
緑の振袖にはフレッシュさもあるため、「グレージュ」の透明感を合わせると素敵です。毛先にかけて明るくしていくとヘアアレンジのバリエーションが増えます。
上品な印象の紫の振袖
落ち着いた印象の振袖には「ブロンド」でギャップを演出すると明るい印象になります。上品の極みを貫くなら「黒色」の一択です。高貴な雰囲気と清楚さが極まります。品のあるオシャレな姿になるといいです。
大人な印象の青の振袖
大人らしさにを上乗せするなら「黒色」がいいと思います。青色の振袖と黒髪の組み合わせで、清廉なイメージを与えるでしょう。ほかにも同系色な「ブルージュ」はまとまりがあり、オシャレ度が増します。クールさも押し出せること間違いなしです。
最近人気の黒の振袖
黒の振袖にはホワイトに近い「ブロンド」がおすすめです。コントラストが写真映えもするので、モードな雰囲気で着こなしてみませんか。個性的に攻めたいという方は「ピンクアッシュ」が黒のベースに花が咲いたような雰囲気が出ます。インナーカラーで取り入れても素敵です。
まとめ
ヘアーカラーと振袖の相性は、成人式の前撮りには欠かせないチェックポイントです。ブリーチをする時は「前撮り直前」、ブリーチをしないときは「前撮り1週間前」がおすすめです。せっかくの前撮りなので、事前に計画をして美容院を予約したいです。また、カラーリングと振袖のトータルコーディネートもしっかりと考えて、一生に一度の記念を残してください。