百日祝いなどの節目に、我が子の成長を写真に残したいと思う方は多いでしょう。とくにプロのカメラマンによるフォトスタジオでの撮影は、普段撮ることのできない特別な写真が残せます。しかし、赤ちゃんの機嫌によっては、撮影がスムーズに進まないこともあるようです。そこで今回は、赤ちゃんの素敵な写真が撮影できるコツを紹介します。
フォトスタジオでの百日写真撮影時に赤ちゃんの笑いを引き出すコツ
赤ちゃんの素敵な写真を残すためには、まず、赤ちゃんの可愛い笑顔を引き出すことが大切です。普段と違う環境では、赤ちゃんも緊張して笑わなくなることがあります。そういった場合は、次のような方法を試してみるとよいでしょう。
家族が声掛けする
赤ちゃんは、声や音に対してとても敏感で、大好きな家族からの声掛けに安心して笑顔を見せてくれることがあります。カメラの後ろから、普段赤ちゃんが笑ってくれる言葉をたくさん投げかけてみてください。
家族と遊びながら
赤ちゃんにとってフォトスタジオは、いつもと違う場所に知らない人がたくさんいる未知の世界です。とくに場所見知りや人見知りの激しい赤ちゃんは、不安から泣いてしまうこともあります。
そういった場合は、無理をせず、家族で遊んでいるところを撮影してもらうとよいでしょう。家族で普段通り遊ぶことにより、赤ちゃんもリラックスして笑顔を見せてくれるかもしれません。
万が一、撮影時に泣いてしまったら?
どんなに赤ちゃんを笑顔にしようと頑張っても、赤ちゃんは泣いてしまう時があります。そんな時は、次のような対処で、赤ちゃんの不安を取り除いてあげましょう。
まずは抱っこ!
やはり一番効果的なのは、大好きなお母さんやお父さんの抱っこです。慣れない撮影に緊張して泣き出してしまった場合は、いつものように抱っこして、赤ちゃんを落ち着かせてあげてください。抱っこした姿の撮影から入って、徐々に慣らしていくとよいかもしれません。
お気に入りのおもちゃで!
赤ちゃんのご機嫌が悪くなったときは、お気に入りのおもちゃであやすことが多いと思います。普段から使っているおもちゃで、これさえあれば泣き止んでくれるというものがあれば、忘れずに持っていきましょう。お気に入りのおもちゃも一緒に撮影してもらうと、よい思い出になりそうです。
スタッフさんに隠れてもらう
とくに人見知りの赤ちゃんに効果的なのが、一時の間、フォトスタジオのスタッフさんに隠れてもらうという方法です。
知らない場所であっても、家族だけであれば泣き止む赤ちゃんも多いので、少しの間家族だけで遊ぶなどして、赤ちゃんに慣れてもらいましょう。徐々に慣れて、赤ちゃんが落ち着けば、撮影の再開が可能になるかもしれません。
撮り直しの検討も!
赤ちゃんは、その時の気分によって、何をしても泣き止んでくれないということがあります。そういった時は、「せっかくのフォトスタジオでの写真が泣き顔ばかりだった」とならないために、別日に改めて撮り直すことも検討してみてください。
ただし、別日にしたからといって、その日の赤ちゃんの機嫌がよいとも限らないため、そういったことも考慮しておいたほうがよいでしょう。また、フォトスタジオによっては、撮り直しに追加料金が掛かる場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
フォトスタジオで満足のいく百日写真を撮影するためには?
フォトスタジオで満足のいく百日写真を撮影するために、事前確認・検討しておくべきことはいったいどのようなものがあるのでしょうか?
機嫌のよい時間帯に予約する
赤ちゃんによっては、“午前中は機嫌がよい”や“昼食後はいつもニコニコ遊んでくれる”など、比較的機嫌のよい時間帯があるでしょう。そういった時間帯でフォトスタジオを予約しておくと、撮影がスムーズに進む可能性が高くなります。
衣装選び
百日祝いでは、和装で撮影することが多いと思いますが、フォトスタジオによっては、無料で他の衣装を貸してくれる場合があります。
そういった場合は、定番の和装だけでなく、赤ちゃんの可愛らしさが引き立つ着ぐるみなどもおすすめです。また、赤ちゃんのプニプニした肌が見える衣装で“赤ちゃんらしさ”を演出するのもよいかもしれません。
ただし、着慣れない衣装へのお着替えに、赤ちゃんがストレスを感じているようであれば、“潔く和装のみ”や“普段の私服で”という選択が正解かもしれません。
家族と一緒に撮影
せっかくなので、ご両親やご兄弟など、ご家族での写真も撮影しておくとよいかもしれません。赤ちゃんだけの写真も可愛いですが、ご家族との写真は素敵な記念になること間違いなしです。
まとめ
赤ちゃんを魅力的に撮影するには赤ちゃんの笑顔を引き出すことが大切ですが、正直なところ、確実な方法はありません。しかし、今回紹介した対処法を知ったうえで本番に臨むことで、赤ちゃんが笑顔になってくれる可能性が上がります。また、「撮影中に泣いてしまって、あやすのが大変だった」というのも一つの思い出になると思います。ご家族で撮影を楽しみながら、素敵な記念写真を残しましょう。