日本では大人になるお祝いの成人式は20歳ですが、その半分の10歳にするお祝いがハーフ成人式です。長い日本の歴史の中でまだあまりなじみは深くはないものの、じわじわハーフ成人式のよい評判は全国へと広がりつつあります。
20歳の2分の1の10歳でするのがハーフ成人式です
学校行事として行うこともあるハーフ成人式は、20歳の成人式前にその半分の10歳で行います。全国的にも学校行事として評判を広げていますが、各家庭でも10歳まで成長ができたお祝いとして食事会をしたり、写真撮影をしたりすることもしばしばです。学校行事としてハーフ成人式を行う場合、やることは学校ごとに違いがあります。
みんなで合唱をしたり感謝の思いを手紙に託して保護者へ渡したり、学校に親を招いてのお茶会を開催するなどさまざまです。ちょうど小学校4年生が対象になる年齢であり、この先10年後に迎える20歳になった自分へ手紙を書くこともあります。
子ども達だけではなく学校に保護者を招いてのお祝いです。闇雲に思い付きでするわけではなく、式典は準備をきちんとするほど感動も大きくなります。まだ子どもではあるものの幼児期より少しお兄さんお姉さんの年齢なので、親は少し寂しい気持ちを抱えやすくなりますが、子どもの成長を実感できるよい機会ととらえることもできます。
スタジオで20歳成人式同様の写真撮影をすることも
20歳の成人式にフォトスタジオで写真撮影をするケースは大変多いですが、ハーフ成人式でもプロカメラマンによる撮影で写真を残すケースは増えています。かわいい子どもの成長とともに何かとフォトスタジオでの写真撮影は活用されますが、七五三も終えると次に改まって写真を撮るのは20歳の成人式です。
もちろんその間にお誕生日や入学祝などで利用をすることもありますが、一般的にも大きな記念としての写真はやはり20歳のときが多くなります。スマートフォンなどの普及により気軽に日常でも写真撮影はできますが、プロによる撮影はいくら携帯などが進化してもプロの経験と技術には及びません。
学校でハーフ成人式をお祝いすることは増えましたが、フォトスタジオを利用した記念写真撮影も増加してきました。七五三や20歳の成人式と同じように、はかま姿や着物などを着用して、ヘアセットもきちんとしたうえでの撮影です。幼さもまだ残りますが、七五三のときより少し大人っぽさも出てきて、愛くるしい笑顔も醸し出す10歳の記念写真の撮影ができます。
家庭でもハーフ成人式のお祝いができます
10歳のときに行うハーフ成人式では、口頭で「おめでとう」というだけでなく学校行事として行うケースが多く、2分の1成人証書が授与されたり、学生一同での合唱が行われたりすることもあります。実に晴れやかなシーンであり、まるで卒業式を迎えた日のような晴れ晴れとした気持ちになる行事です。
まだ20歳の新成人ではありませんが、その半分を迎えたわけですから、普段口にしにくい親への感謝を伝える絶好の機会にもなります。学校行事として行われることは増えていますが、家庭でもお祝いをできるので、家族で気分を盛り上げてお祝いをするのも楽しいです。
少し豪華な食事を用意して家族全員でお祝いし、この機会にカメラマンに家に来てもらい撮影をしてもらうのも悪くありません。大人の階段を上がるごと親離れしていくのは成長のあかしですが、このチャンスに家族での写真を残すことができます。
世界的に行われるイベントとは異なる日本独自のお祝いとしてするのが、10歳を迎えて祝うハーフ成人式です。一般的にも日本での成人式といえば20歳ですが、その半分の年数でのお祝いなので半成人式と呼ばれることもあります。
まだ成人していない小学生がその対象となるので、町などでのお祝いではなく学校内で式典などを行いますが、参加するのは本人たちとともに保護者や学校長や先生などです。保護者の親たちにとっての学びにもなりますし、地域への参画とともに子どもの育ちなどの意義を持ちます。