日本各地のアニメイベントで、コスプレイヤーの活動は盛んです。人気コスプレイヤーであれば、撮影希望者が多く、長蛇の列になります。理想的なショットを撮ろうと、カメラマンは夢中です。そこで、コスプレ写真を撮影する際のマナーを理解しなければなりません。気持ちの良い撮影会にするために、ポイントを学びましょう。
コスプレ写真を撮るときのマナー
コスプレイヤーと、ほかのカメラマンに迷惑をかけないことが前提です。気遣いを忘れないようにしましょう。
コスプレイヤーを凝視するのはNG
あくまで、撮影することが目的です。じーっと見ることは、コスプレイヤーが不快になります。世界観を表現してもらうためには、コスプレイヤーの協力が必須です。気遣いを忘れないようにしましょう。
並んでいるときの撮影は禁止
並んでいる最中に、コスプレイヤーが見えることもあります。しかし、それを撮影することは禁止されています。理由としては、順番がきたときに、はじめて撮影許可が発生するからです。そこで、守らず撮影をすると、法律にふれるので注意しましょう。無許可撮影は、盗撮のようなものです。また、きちんとルールを守り、並んでいるカメラマンを不快にさせます。無許可撮影することは、絶対に避けましょう。
無理なポージングを求めない
コスプレイヤーが、不快に思うポージングは、絶対に避けましょう。例えば、過度に前かがみにさせ胸を強調することや、ローアングルで下着が見えそうな角度を狙うなど。また、汚れた地面に座らせるなども良くありません。キャラクターによっては、性的魅力があるものも存在しますが、コスプレイヤーの意思を尊重しましょう。
コスプレイベントで撮影するときの流れ
効率よく撮影をし、周りに配慮ができる流れを、実践しましょう。
コスプレイヤーをみつける
撮影の規約が各会場にあるので、必ず確認します。規約には、撮影範囲などが記載されており、範囲内にいるコスプレイヤーであれば撮影が可能です。その後、会場で気に入ったコスプレイヤーをみつけましょう。
撮影のお願いをする
コスプレイヤーに、撮影したい旨を伝えましょう。許可がおりたら、撮影可能です。場合によっては、列が出来ていることもあります。そのときは、声掛けをせず、最後尾に並び待ちましょう。
撮影のコツ
スムーズに撮影することがポイントになります。カメラの設定は、並んでいるときに済ませておきましょう。また、枚数指定をされることもあるので、注意が必要です。ポージングは2つ、20枚程度を許容されることが多いので、ポージングを考えておくことも重要です。短い時間で、ミスのない撮影にしましょう。
コスプレイヤーへの配慮
撮影が終わったときには、声をかけましょう。また、お礼をかかしてはいけません。もし、時間的な余裕があれば、どのような仕上がりになったかを、見せることも良いでしょう。素敵な作品になれば、コスプレイヤーも嬉しいはずです。また、怪しい写真を撮られていないか、確認ができるので、コスプレイヤーにとって安心材料になります。最後まで、気遣いを忘れないようにしましょう。
コスプレ写真を撮影したり掲載したりするときの注意点
知らないと、意外にやってしまいそうな注意点もあります。きちんと、学んで撮影会に行きましょう。
写真の無断利用禁止
自分が撮影した作品でも、SNSに無断掲載することはNGです。掲載すると、肖像権の侵害として、訴えられることもあります。もしも、掲載したい場合は、コスプレイヤーに許可をもらいましょう。
ビデオ撮影禁止
ビデオ撮影は、NGとされています。ビデオカメラの持ち込み自体を、禁止している会場もあるほどです。理由のひとつとして、一般人が映り込みやすく、トラブルになる可能性があるからです。
まとめ
東京で開催される大きなアニメイベントは、とても混雑しています。マナーやルールを厳守しましょう。もしも、ゆっくり撮影したい場合は、個人撮影がおすすめです。フォトスタジオをレンタルし、コスプレイヤーを手配しましょう。集中して撮影ができるので、満足度が高い仕上がりになります。自身が納得いくスタイルで、お気に入りのコスプレイヤーと、世界観を追求してみてはいかがでしょうか。