新生児が生まれた記念に皆さんは何をしますか。最近は「ニューボーンフォト」と呼ばれる、新生児の姿を写真に残す方が増えています。その時にしか残せない写真が撮れるのはもちろん、SNS映えもするので人気が高いです。セルフでも撮れますが、スタジオで撮ることもできます。今回はスタジオで撮るメリットや注意点について、解説します。
そもそも「ニューボーンフォト」とは?
ニューボーンフォトとは、生まれて間もない赤ちゃんを撮影した写真をいいます。だいたい生後7日から14日が一般的です。もとは、海外で親戚や友人に赤ちゃんが生まれたことを報告する際の写真入りカードを贈る風習「バースアナウンスメント」に由来します。それがSNSでも行われ、日本でも広く知られるようになりました。今では専門のカメラマンや、かわいいコスチュームを作成するアーティストもいるほどです。
ニューボーンフォトはスタジオで撮影するのがおすすめ
ニューボーンフォトの撮影には3つの方法があります。スタジオ撮影、出張撮影、セルフ撮影です。このなかでおすすめなのは、スタジオ撮影です。まずセルフ撮影は気軽にでき、何度でも撮り直せますが、衣装の準備や撮影場所の確保が必要になります。撮影時間が長引くと、親だけでなく、赤ちゃんへの負担も大きくなるので注意です。出張撮影も衣裳と場所の準備が必要です。
しかしカメラマンが撮影するので、見栄えのよい写真を残すことができます。カメラマンによっては外で本格的な撮影ができたり、赤ちゃんのご機嫌をとってよい表情を引き出してくれたりします。
これに対してスタジオ撮影は、事前準備が最小限で且つ本格的な写真を撮ることができます。赤ちゃんの撮影に慣れているので、短時間で撮影が完了。親子の負担を最小限にとどめます。撮影プランのなかにアルバム制作やデータのお渡しが入っていることが多く、親族・友人へのご挨拶や年賀状作成にも使用できますよ。
ニューボーンフォト撮影を行う際の注意点
安全にニューボーンフォトを撮影する上で、4つの注意点に気をつけましょう。
1つ目は、参加者の体調に注意することです。一番注意すべきは、赤ちゃんとお母さん。産後間もない新生児はとてもデリケートです。またお母さんの体調も不安定なので無理をせず、体調が悪い場合の代替案を予め考えておきましょう。合わせてカメラマンなど、撮影に関わる関係者の体調管理も徹底しましょう。なるべく少人数での撮影がおすすめです。
2つ目は撮影環境を整えることです。撮影場所の室温管理や清掃は、赤ちゃんのためにも大切です。場所をレンタルする場合は、予め見学することをおすすめします。
3つ目は赤ちゃんについて知識のあるカメラマンに依頼することです。赤ちゃんに負荷のかからないポーズや快適な環境など、ニューボーンフォトの経験があるカメラマンにお願いしてください。撮影時間の短縮にもつながりますよ。その点スタジオ撮影は、スタッフ全員が知識を持っているので、安心ですね。
最後は写真をSNSに投稿する際、裸の写真は避けてください。SNSにアップした写真は、たとえ投稿を消しても、ネット上に一生残ります。見る人への配慮と、 お子さんを守るため、投稿する写真はおくるみ、もしくは服を着た写真を選びましょう。
まとめ
新生児を撮影するニューボーンフォトについて解説しました。ニューボーンフォトは、この時だけしか撮影できない、貴重な写真です。生まれた記念にきちんと写真におさめたいですが、生後間もないため、撮影には配慮が必要です。安心・安全な撮影にするため、ぜひこの記事を参考に、ニューボーンフォト撮影を行ってくださいね。