妊娠中の大きなおなかの写真を思い出に残すマタニティフォトをご存知の方も多いことでしょう。近年では、おなかにイラストを描くベリーペイント、さらにイラストだけでなく立体的な装飾を施す3Dベリーペイントまで、妊娠中の思い出を形にする方法には様々な方法があります。今回は、注目の3Dベリーペイントについて詳しくご紹介します。
3Dベリーペイントとは
日本でも徐々に認知度が高まりつつあるベリーペイント(マタニティペイント)。「ベリー(belly)」は英語で「おなか」を意味し、ベリーペイントはその名の通り、おなかに絵を描くことを示します。海外では、おなかにペイントすることは安産祈願や魔除けのおまじないとされているそうです。
また、多くの妊婦さんが妊娠の喜びを表現し、赤ちゃんの誕生を祝うアートで可愛く思い出を残す方法として広く定着しています。このベリーペイントが日本でも注目されつつあり、家族や自分でおなかにペイントしたり、アーティストに依頼をして撮影したりなど、記念に残す人が増えてきました。
ところで、ベリーペイントはこれまで、平面的な絵を描くのが一般的でしたが、昨今では立体的なマタニティアートである3Dベリーペイントにも注目が集まっています。3Dベリーペイントはおなかにペイントを施すだけでなく、布やリボン、スワロフスキーや押し花などのデコパーツを使って立体的に飾り付けを行います。
平面的なペイントに比べて華やかでおしゃれなうえ、写真映えすると人気の3Dベリーペイント。みんなとは一味違ったマタニティフォトを撮りたい!という方におすすめです。
3Dベリーペイントの魅力
お腹にペイントをする体験は、一生に何回も経験できるものではありません。お腹の赤ちゃんをイメージしたり、デザインを考えたりすることで、出産がますます楽しみになることでしょう。また、出産に不安を覚える方も、普段経験できないベリーペイントを楽しむことで気分転換になったり、ストレス発散になったりという方も多いようです。では、立体的な3Dベリーペイントの魅力としてはどんなものがあるのでしょうか。
衛生面でも安全・安心
妊娠中は、肌がとてもデリケートになります。3Dベリーペイントに興味を持っても「お腹にペイントや装飾をするのは肌にも良くなさそう」「かぶれたりしないかな?」と心配になってしまう方もいるでしょう。しかし、3Dベリーペイントで使用するのはお湯で簡単に落とせる、肌に優しい絵の具やのり。
また、肌に直接つける装飾用の布には、医療用の布を使用します。肌に直接付かないよう配慮もされ、かゆくなることもありません。デコパーツは、すべてお客様専用で使うもので、決して使い回すことがないので衛生面でも安全です。
世界に一つだけの3Dアート
3Dベリーペイントでは自分でデザインを考え、装飾に使うパーツも自分でチョイスします。押し花や造花、リボン、手作りのパーツまで、選ぶパーツや配置は人それぞれです。そのため、決してほかの人と被ることのない、世界に一つだけの3Dマタニティアートとして形に残すことができるのです。
ペイント時間が少なく負担が少ない
3Dベリーペイントは絵の具でペイントする時間が少ないため、通常のベリーペイントよりも時間の大幅な短縮が可能です。一般的なベリーペイントではペイント中、大きなおなかで長時間じっとしているのが大変だったり、途中で気分が優れなくなってしまったりといったこともあるでしょう。
一方、3Dベリーペイントは体への負担が少ないのが特徴です。装飾がメインとなるため、5~15分程度という短時間で撮影に入ることができます。
ベリーペイントを行うタイミング
ベリーペイントは、ある程度お腹がふっくらしてから行うのがおすすめです。8ヶ月~9ヶ月くらいがお腹の大きさや体調面でもベストと言えます。しかし、個人差があるので、体調が安定している時を選び、1ヶ月前を目途に予約をしましょう。
また、ベリーペイントは安産のおまじないとして、妊娠5ヶ月目にあたる「戌の日」に行う方も多いようです。妊娠5ヶ月目はまだおなかの膨らみも小さいかもしれませんが、その後9ヶ月あたりでもう一度撮影してお腹の変化を記念に残す、というのもお腹の変化が残せるのでおすすめです。
まとめ
おなかにペイントをするという経験は、一生の記念になります。生まれてきた赤ちゃんが大きくなった時に写真を見せたら、愛情も伝わり、喜んでもらえそうですね。ペイントだけでなく立体的な装飾で、さらに華やかに可愛らしい写真を残してみるのもおすすめです。3Dベリーペイントは世界に一つのオリジナル作品。きっとみんなに自慢したくなるような素敵な写真が撮れますよ。