最近、マタニティフォトが話題になっているのはご存じですか?その人気ぶりは、もはや、一大ジャンルとして確立しているほどです。みなさんのまわりでも経験者が何人もいるかもしれません。今回の記事は、マタニティフォトに臨むにあたって、後悔しないためのポイントを解説します。今後の参考にしてみてください。
マタニティフォトは撮るべき?
いま大注目のマタニティフォトですが、そもそも撮影するべきなのか、少し頭を悩ませている方もいることでしょう。というのも、人前でお腹をあらわにしたり、妊婦特有のふっくらとした姿を見せたり、マタニティフォトには、いくつか越えなければいけないハードルがあるからです。
しかし、たとえハードルがあったとしても、多くのみなさんがマタニティフォトに挑戦しています。それは、いったいなぜなのか?理由はもちろん、人それぞれ。ただ、みなさんの間には共通した思いがあるにちがいありません。自分のお腹に命を宿す妊娠期間は、不思議さに満ちあふれ、神秘的な体験といっていいでしょう。いわば、一心同体として我が子とともに過ごすひとときは、かけがえのなさでいっぱいです。
記憶だけでなく、そのときの自分の姿、抱いた感情、時間を真空パックするかのごとく、写真として残したい。そう考えるのは、ある意味、人間らしい、自然な行為です。あのとき、マタニティフォトを撮っておけばよかった、と後悔する前に、その魅力と意義について、パートナーといっしょにじっくり話し合ってみるのもいいかもしれません。
マタニティフォトを撮って後悔しないためのポイント
マタニティフォトで後悔しないためにも、いくつか気をつけるべきことがあります。いちばん大切なのは、ベストな撮影時期の見極めです。お腹の大きさが目立つ妊娠7か月から9か月が理想的。それ以前だとお腹のふくらみが十分ではなく、マタニティフォトらしさが少し弱くなります。一方、臨月を迎えると、母子の体の負担になるため、避けるのがセオリーです。
また、妊婦姿が最も映える服装選びにもこだわりましょう。体のうちで気になるところがあるなら、オフショルダーのトップス、あるいは、マキシ丈のゆったりめのスカートやワンピースなどでカバーするのもひとつの方法です。もちろん、お腹を無理に出さなくてもいいので、自分の好みに合ったスタイルを選んでください。このほかにも、撮影を盛り上げるアイテムの用意や家族写真のための衣装コーディネートも欠かせません。
マタニティフォトを撮る前にしておくべき準備とは
最後に、マタニティフォトを撮る前の注意点について紹介します。
まずは、妊娠当初からクリームを塗って妊娠線を予防することは必須です。マタニティフォトの目玉といえば、お腹のアップ撮影なので、できるだけきれいな状態で写真に残したいところ。
同様の理由で、お腹の産毛もあらかじめ処理しておくべきです。とくに、妊娠期はホルモンバランスの影響で体毛が濃くなりがちですから、気を抜かないようにしましょう。さらに、美しい写真を撮るためにも、本番当日に備えて体調管理は万全にしておきたいものです。
以上は、体にまつわるポイントですが、どこでマタニティフォトを撮影するか、という問題も避けて通れません。自宅でのセルフ撮影や出張撮影サービス、フォトスタジオの利用など、複数の方法があり、パートナーや家族と相談しながら、いちばんふさわしいものを選んでみてください。
まとめ
写真は、大切な思い出を残す貴重な手段です。マタニティフォトも例外ではありません。今回の記事では、マタニティフォトで後悔しないためのポイントを解説しました。撮影時期の絞り込みが大事で、目安は妊娠7か月から9か月頃です。衣装選びや体調管理にも気を配ると、よりいっそう印象的な写真が撮れます。本稿の内容をヒントにして、かえがえのない思い出を飾ってみてください。