子どもの成長の証である七五三の晴れ姿は、きれいな写真に残したいものですね。記念撮影というとプロに依頼するイメージがありますが、実は自分で撮影することもできるのです。この記事では、子どもの晴れ姿をきれいに撮るために押さえておきたいポイントを紹介します。自分で自由に撮影してみたいという方はぜひ参考にしてください。
写真を撮影する前にしておくこと
自分で撮る七五三写真を満足いく仕上がりにするためには、撮影前の準備も大切です。撮影前にしておきたい2つのことを紹介します。
どんな写真を撮るかイメージを決めておく
撮影前の準備として、まずはどんな写真を取りたいのかというイメージを固めておくとよいでしょう。取りたいポイントはたくさんあると思いますが、当日あれもこれもとなると効率が悪くなってしまうので、ある程度決めておくと撮影がスムーズに進みます。自分の撮りたいイメージに近い画像を、写真スタジオのホームページなどweb上で探してみたり、撮りたい表情やポーズをメモしてみたりするのもおすすめです。
撮影場所を下見しておく
神社などの当日撮影する場所を実際に見ておくことも重要です。撮影ポイントや光の当たり具合もイメージしやすくなるため、当日子どもをあちこち移動させることなく撮影ができるでしょう。神社によっては祈祷中の撮影がNGな場合もあるので、下見の際には撮影可能かどうかもあわせて確認しておくとよいですね。
お仕度風景も撮っておくのがおすすめ
七五三撮影でぜひ残しておきたいのがお仕度のシーンです。めったにない体験だけに、いつもとちがった表情を残せるうえに、七五三写真にストーリー性をもたせることもできますよ。
いつもとちがった表情が撮れるお仕度風景
普段着ることのない着物へのお仕度は、子どもにとって非常に興味深いもの。ドキドキわくわくしつつも真剣に、時には少し不安そうで、さまざまな表情を残すことができます。両親がいるとすぐ普段の表情に戻ってしまうので、離れても大丈夫な年齢の場合は気配を消してそっと撮影するのがおすすめです。
何気ないオフショットも残しておこう
晴れ着のすましたポーズだけでなく、七五三ならではのシーンやちょっとした表情もぜひ残しておきたいものですね。千歳飴をもらったときの笑顔やお祈りしているときの真剣な顔、疲れて寝てしまった姿などこの日だけのオフショットもたくさん残しておきましょう。
晴れ着を着た姿はたくさん撮影しよう
成長の証である大切な晴れ着姿はできるだけたくさん残しておきたいものです。
全身ショットは着崩れないうちに
晴れ着姿の全身撮影はぜひ一番初めにしておきましょう。子どもはとても活発なので、あっという間に着崩れ、髪も乱れてきてしまいます。そんな姿も嬉しい成長のひとつですが、せっかくの晴れ着姿はきれいなうちにベストショットを撮影しておくのがおすすめです。より着物がきれいに見える立ち方なども研究しておくとよいでしょう。
写真映えする撮影小物を使うのもおすすめ
七五三撮影を盛り上げる和傘や紙風船などの小物を使うのもおすすめです。着物は重くて動きづらいので、長時間の着用で子どもはどうしても疲れてきてしまいます。楽しく撮影できる小物は、そんなときの気分転換にも最適ですよ。
まとめ
撮影スタジオや出張カメラマンを利用せずに自分で撮影すると、費用を抑えられるうえに、枚数などの制限がなく自由に撮影できるという魅力があります。親が撮影するので、よりリラックスした自然体の表情が撮れるという点もメリットでしょう。しっかりと準備をして、記念すべき七五三の晴れ姿を素敵に撮影してみてはいかがでしょうか。