転勤や引っ越しが決まり、お別れする時は、これまでお世話になったお礼の気持ちを込めてお餞別を用意しますね。ここでは、お餞別を贈る際のマナーやどのようなものを贈るのがよいのかまとめています。お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。
お餞別って何?渡すときのマナーとは
これまでお世話になった方が、転勤する時や、転校する時に感謝の気持ちを込めて贈るものをお餞別と呼んでいます。お餞別は目上の人に対して贈る際は失礼にあたりますので、このような場合はお餞別とは言わずに「御礼」として渡します。お餞別は、相手との関係性で贈る金額や品物に違いが出てきます。
たとえば、引越しの際のお餞別の場合は友達だと3,000円~5,000円程が相場となっています。数名で贈る場合は、ひとり500円から1,000円くらい出し合うことが多いでしょう。もし相手の好みが分かっている場合は、好みにあったものを渡すようにすれば喜ばれます。
お餞別では、好みが分からない場合は使いやすいものを贈るようにしましょう。贈られることが多いのは、花や文房具、日用品などです。日持ちしないものや重たいもの、高額なものは贈らないようにするのがマナーで、刃物類やスリッパ、くしなどはお餞別にふさわしくないとされているので注意してください。
仲のいいお友達との思い出の写真を残そう
お子様がいる場合、仲のよいお友達と離れてしまうのは寂しいことです。家族ぐるみでおつきあいされている場合はなおさら寂しいでしょう。そのような時におすすめなのが、思い出として形に残せる写真撮影です。
フォトスタジオでは、お餞別の品と合わせて渡すことができる記念写真の撮影も行っています。一緒に写真撮影をすることで、最後の思い出をつくることができるでしょう。写真と合わせて寄せ書きなどをプレゼントしても素敵です。
写真以外でお餞別におすすめのギフト
写真以外でおすすめのギフトもご紹介します。
■小学生におすすめ
小学生の場合は、学校でよく使うものをプレゼントすれば使ってもらうことができるでしょう。たとえば、ノートや筆箱など文房具は喜ばれます。ハンカチなど実用的なものもおすすめです。お菓子も喜ばれる贈り物ですが、食物アレルギーのお子様も増えているため注意しなければいけません。できればお菓子ではなく、日常的に使えるものが好ましいでしょう。
■20代や30代におすすめ
20代や30代であれば、ハンカチやタオルなど毎日使えそうなものを贈るのがよいでしょう。女性の場合、ハンドクリームも人気があります。お相手の好きなブランドを知っている場合は、そのブランドのハンドクリームにすると喜んでもらえます。香りのついているものは、香りに好き嫌いがありますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。ゆっくりお風呂を楽しめるバスボムや、おしゃれな石鹸も人気がありますよ。美容に関心が高い女性に喜ばれるでしょう。
■40代以降におすすめ
40代の場合は、紅茶やコーヒーなどが喜ばれます。よく飲んでいる銘柄が分かれば、それと同じものをプレゼントすれば喜んでもらえるでしょう。食物アレルギーがなければ、お菓子類も喜んでもらえます。スイーツと飲み物を一緒にしたおしゃれなギフトセットがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
■ハンカチは定番
お餞別の中でもハンカチやタオルは定番です。日常的によく使用しますし、たくさんあっても困るものではないからです。おしゃれなタオルハンカチやブランドのタオルハンカチは喜ばれるでしょう。
思い出を形にしてプレゼントできるメモリアルフォトは、お餞別としてもおすすめです。お子様が友達と素敵な思い出を作れるように、フォトギフトを検討してみてくださいね。