近年SNSで話題になっているペットの七五三をご存じでしょうか。大切な家族であるペットがいつまでも健康でいてくれることを願って、ペットの七五三を行う方が増加傾向にあります。そこでこの記事では、ペットの七五三の時期やできる場所、神社でのマナーについて詳しく説明します。ペットを飼っていらっしゃる人はぜひチェックしましょう。
犬や猫にも七五三がある
七五三とは、子どもの成長を祝い、長寿を祈る行事のことです。本来は人間の子どもの行事でしたが、近年ペットの七五三をお祝いする方が増えてきています。
ペットの七五三はいつすれば良いか
ペットの七五三も、人間の七五三と同じように3歳、5歳、7歳のタイミングで行います。人間の子どもの場合は男の子が3歳と5歳、女の子が3歳と7歳に行いますが、ペットの場合は性別を気にせず行うことが多いようです。
また、人間の場合は数え年に行いますが、ペットの場合は実年齢で行う場合もあります。
ペットの七五三の時期
七五三のお参りは、基本的に11月15日に行います。ただし、近年は10月下旬から11月中にお参りをする方も多く、ペットの場合も人間と同じ時期に行うことが多いです。
犬や猫の七五三記念撮影アイデア
ペットの七五三を行うのであれば、その姿をぜひ写真に収めたいものです。そこで、ここからはペットの七五三の記念撮影アイデアを紹介します。
写真館でプロにお任せ
自分でペットの写真を撮ろうとしても、動いてしまったりカメラ目線にならなかったりと上手に撮れないものです。
しかし、写真館にはペットの撮影に慣れたプロのカメラマンがいるので心置きなく撮影を任せられます。また、背景も綺麗なので、自分で撮るよりも一段ときれいな写真に仕上がります。
晴れ着で写真撮影
普段から洋服を着ているペットなら、ペット用の晴れ着で写真撮影するのもおすすめです。また、晴れ着や紋付袴だけでなく、タキシードやワンピースも売っているので、自分のペットに合う衣装を選ぶことができます。
1回のために買うのはもったいないという場合、写真館によってはレンタル衣装が選べるところもあるので、利用してみてもいいかもしれません。
洋服が苦手なペットはワンポイントでおしゃれに
普段洋服を着ない、洋服が苦手だというペットには、わざわざ晴れ着を着せる必要はありません。凝ったデザインの首輪や首輪につけるチャームなどのアクセサリーだけでも、十分特別感を出すことができます。
ペットと七五三参りができる神社
ペットと一緒にお参りができる神社も増えています。ここからは、ペットの祈祷をしてもらえる神社を紹介します。祈祷には予約が必要な場合もあるので必ずホームページを確認するようにしましょう。
市谷亀岡八幡宮
東京都新宿区にある神社で、人間と同じようにペットの七五三を実施しています。毎年350組以上の祈祷を行っている有名な神社です。
朝日氷川神社
埼玉県川口市にある神社で、健康長寿祈願、除災招福など飼い主の希望に合わせた祈祷をしてもらえます。祈祷後には神様からおやつが授与されます。
愛育(めぐし)神社
千葉県にある神社で、日本初のペット専用の神社です。祈願料の一部やお賽銭は動物関連支援団体に寄付されます。
ペットと一緒にお参りをするときのマナー
神社には、一般の方やペットが苦手な方もいらっしゃいます。不快な思いをさせないためにもマナーを守る必要があります。
ペットとお参りするときのマナーは以下のとおりです。まず、境内で排泄させないようにしましょう。つぎに、ペットの立ち入り禁止区域に入らないようにしつけをして、リードは短く持っておきましょう。
そして、神社ごとのルールを確認しておきましょう。ルールを守らないと、最悪の場合ペットの立入禁止や施設の利用禁止になってしまうこともあるため、必ず守るようにしましょう。
まとめ
ペットの七五三は3歳、5歳、7歳を目安に行い、人間と同じように11月頃にお参りするのが一般的です。写真館で晴れ着を着て撮影する、神社にお参りするなど、お祝いの方法はそれぞれです。神社によってはペット同伴時のルールがあるので必ず確認しておきましょう。ペットの健康と長生きを願って七五三のお祝いをすることで、ペットとの素敵な思い出を作ることができるでしょう。ぜひ、ペットとの素敵な写真を思い出として残してみてください。