人生のビックイベントのひとつである「七五三」。可愛い我が子の晴れの舞台として、できるだけいい写真をたくさん撮影しておきたいものだと思います。昔は、写真館やフォトスタジオでのスタジオ撮影が主流でしたが、最近は外で撮影するロケーションフォトも人気です。ここでは、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えします。
七五三のスタジオ撮影のメリット
それではまず、「スタジオ撮影のメリット」からお伝えします。
主なメリットは
「撮影環境のよい美しい写真が撮れる」
「天候に関係なく撮影ができる」
「いろんなレンタル衣装がある」
「特別感が味わえる」
といった点です。スタジオという撮影に特化した環境で、服や身体の向きなど、美しい写真を残すための技術を持ったスタッフたちがさまざまな工夫をしてくれるので、「特別な日」を感じることができる写真を残すことができます。
「子どもが緊張するのではないか」と不安になる親御さんも多いですが、そこは熟練のスタッフたちが場を和ませてくれるので、あまり心配しすぎなくて大丈夫でしょう。
七五三のスタジオ撮影のデメリット
スタジオ撮影には、上記のようなメリットがたくさんある一方で、
「おまいりの様子を残すことができない」
というデメリットもあります。ライティングや衣装、身体の向きや手足の所作などにこだわるためにどうしても「屋内の撮影」になってしまうスタジオ撮影では、外での風景と一緒に撮影することはできません。ですので、七五三の際に「スタジオ撮影」を選ぶ方は、おまいりの様子については自分たちで撮影する必要が出てきます。
七五三のロケーション撮影のメリット
それでは次に、「ロケーション撮影のメリット」についてお伝えいたします。
「ロケーション撮影」には、
「子どもの自然な表情を撮ることができる」
「家族全員で写真に写ることができる」
「季節感を感じることのできる写真に仕上がる」
「フォトジェニックな写真になる」
「撮り忘れを防ぐことができる」
「子どもの個性が出やすい」
「好きな場所・お気に入りの場所で撮ってもらえる」
「写真をデータでもらえる」
といった、たくさんのメリットがあります。
とくに、外での撮影となるロケーション撮影では、いつもと違う緊張感を子どもが感じにくく、自然でたのしげな子どもの様子を写真におさめることができます。また、神社仏閣などを背景にした写真を撮ることができるのも、ロケーション撮影の大きなメリットのひとつです。
神社仏閣や自然を背景に写真を撮ることで、風情や季節感を感じることのできるフォトジェニックな写真を撮ってもらうことができます。「好きな場所やお気に入りの場所で、自然な様子の子どもと自分達を撮影してほしい」という方には、こちらの「ロケーション撮影」がおすすめです。
七五三のロケーション撮影のデメリット
ただ、「ロケーション撮影」にもデメリットはあります。
「天候に左右される」
「撮影できる季節が限られる」
「カジュアルな写真だけになる」
といった点です。晴れの日や薄曇りの日であれば問題なく撮影できますが、雨模様だったり曇天だったりすると、どうしても少し暗めの写真になってしまいます。
雨の場合でも、傘をさしながらなどの撮影は可能な場合が多いですが、ロケーション撮影をお願いする場合には、あらかじめ「天気が悪かったらどうするか」を考えておくことをおすすめします。
ここまで、「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」それぞれのメリット・デメリットについて、お伝えいたしました。家族にとって記念の日となる七五三、撮影の依頼をされる方も多いと思います。「スタジオ撮影」「ロケーション撮影」のどちらにも、よい点があります。この記事の情報が、あなたにとって理想的な七五三を過ごすための助けとなれば幸いです。お子さんとの七五三、ぜひ楽しんで過ごされてくださいね。