東京のフォトスタジオを利用する際には、どのような背景をバックに撮影しようか悩む人も多いのではないでしょうか。スタジオ撮影の背景設定は、無地バックとハウススタジオスタイル、そして野外のロケーション撮影の3種類が主流です。撮影目的や季節などに合わせて、最適な背景を選びたいものです。失敗しない背景選びのポイントについて解説します。
シンプルな無地の背景は美しい仕上がりになる
白をはじめ単色無地の背景をバックにした撮影は、ロールバック紙や紙背景とも呼ばれます。無地バックの撮影はきちんとした写真が欲しいときにおすすめです。例えば成人式の写真でも、親戚に見せるためのきちんとした一枚が必要というのであれば無地の背景が適しています。
無地の背景のメリットは、流行に流されず衣装や顔写りなどがはっきりと鮮明に撮影できることです。何らかの景色をバックにすると、人物以外にいろいろなものが写真に入ります。しかしながら無地バックであれば、人物のみの写真になるわけです。背景が邪魔することなく、人物主体の写真となるでしょう。
非常にシンプルでありながら、美しく丁寧で綺麗な写真に仕上がります。七五三の写真なども、無地バックであれば子供さんの表情が明るくしっかりと際立つはずです。ただし無地撮影は、広い撮影場所に指示通りに動かずに立つ必要があります。まだ小さな子供さんの場合はじっとしているのが辛いかもしれません。年齢に応じた撮影方法を選ぶことが大切です。
ハウススタジオは天候や時間に左右されない
最近では、まるで外国のアンティーク雑貨屋やカフェのようなおしゃれなハウススタジオも増えてきました。ハウススタジオとは言い換えれば立体セット撮影です。フォトスタジオの店内に作られた立体セットをバックに、撮影する方法です。
そこにはモデルルームにあるような可愛いソファーやインテリア小物がセットされています。花やグリーンを置いている所もあれば、おとぎの国のようなメルヘンチックなハウススタジオもあります。セットパターンは店によってさまざまですが、東京にはたくさんのフォトスタジオがあるのでお気に入りの立体セットを探してみましょう。
子供たちの撮影であれば、夢の国のようなセットがテンションも上がって撮影しやすいかもしれません。結婚式の前撮りなら、ドレスか和装かによっても似合うバックが異なります。ドレスであればナチュラルなカフェスタイルのハウススタジオで、和んでいる仲睦まじい写真を撮るのも良いものです。和装の場合は、和傘を持つなど小物を利用して雰囲気を出すことができます。
ハウススタジオの魅力は、まるで自分たちがモデルになった気分で撮影を楽しめることです。さらに屋内なので、悪天候や夕暮れにも撮影可能です。梅雨時期は野外での撮影は雨の心配があるので、屋内のハウススタジオ撮影が人気になります。忙しくて日中に撮影できない人も、夜に営業しているフォトスタジオで立体セットをバックにしての撮影ならば安心です。
海や山など希望のロケーション撮影を楽しもう
テンションも上がって楽しいのが、野外でのロケーション撮影です。海や山、観光地など東京にはたくさんの素敵なロケーションスポットが集合しています。結婚式の前撮りの場合は、二人の思い出の場所に行って撮影するカップルも見られます。
マリンスポーツが好きな人であれば、海をバックに撮影すれば最高の一枚になることでしょう。野外ロケーションは、都会や自然など広々とした空間で活き活きとした写真を撮影できることが魅力です。
さらに屋外での撮影は開放的で、いつしか自然体になれるというメリットもあります。子供たちにしても遊びの感覚で、元気なポーズの写真を撮ることができます。つい緊張してしまうカップルも、野外であれば普段通りの笑顔になれるのではないでしょうか。天候だけが心配ではありますが、日程変更できるフォトスタジオも多いので店員さんと相談して楽しく撮影計画を立てましょう。
フォトスタジオでの記念撮影は、人物中心のきちんとした写真を撮りたいのであれば無地バックがおすすめです。時代に左右されず、人物の姿が鮮明な写真が実現します。天候を気にせず屋内でおしゃれな写真を撮りたい場合は、ハウススタジオの立体セットで好みのセットを選びましょう。さらに活き活きと自然体で楽しく撮影できるのが、野外のロケーション撮影です。東京にはたくさんのフォトスタジオがあるので、きっとお好みの撮影背景が見つかるはずです。