パスポート写真は、フォトスタジオで撮影してもらうか、駅などで見かける証明写真機でのスピード写真で撮るか、スマートフォンのアプリを使って撮る方法などがありますが、できればフォトスタジオでの撮影がおすすめです。そこで本記事では、パスポート写真をフォトスタジオで撮影するべき理由と注意点、きれいに写るコツについて解説します。
パスポート写真をフォトスタジオで撮影するべき理由
まずは、パスポート写真をフォトスタジオで撮影したほうがよい理由について紹介します。
細かい基準に引っかかる恐れがない
パスポート写真は、サイズなどの細かい基準があります。基準に少しでも引っかかってしまった場合、パスポートの写真として認められず、撮り直しが必要になります。自分で撮影した写真を提出して、基準にあっていないといわれてしまったという方も少なくないのです。フォトスタジオであれば、基準をしっかり把握したうえで撮影してもらえるという安心感があります。
写真がきれい
高性能なカメラや照明の機材を使って、撮影用のスタジオで、適切な明るさや背景でプロのカメラマンによって撮影された写真は、スピード写真やスマホで撮影した写真と比較してクオリティが高いものになります。長く使う写真なので、きれいな写真が撮れるということは大きなメリットでしょう。
撮り直しできる
スピード写真は撮り直せる回数が決まっているものもありますが、フォトスタジオであれば、撮り直しできるところが多いというよさがあります。
フォトスタジオでパスポート写真を撮る際の注意点
パスポートは申請が厳しいため、とくに気をつけるべき点をいくつか紹介します。
大きいアクセサリー
大きいイヤリングやピアスなどのアクセサリーを身につけていると、耳や顔の輪郭を隠してしまうことがあり、その場合は申請がとおりません。撮り直しになってしまうことを避けるためにも、外して撮影しましょう。
カラーコンタクト
カラコン(カラーコンタクト)は、パスポートの申請では基本的に認められないため、瞳の色を変えたり、瞳のサイズを変えたりするようなものは避けましょう。仮にパスポートの申請がとおっても、入国審査の際に引っ掛かる危険性もあります。
画像加工
パスポートの申請用写真としては、目を大きくしたり鼻を高くしたりと画像加工したものは認められません。基本的に美白処理もしてはいけません。
パスポート写真をきれいに撮るコツ
パスポート写真は5年、10年と使用することになります。できるだけきれいに撮るためのコツを知っておきましょう。
メイクは少し濃い目に
写真は、実際に見るよりも薄いメイクのように写ります。そのため、メイクは少し濃くすることがおすすめです。アイラインはくっきりと引き、アイシャドウは濃い目のカラーを選ぶとよいでしょう。
表情・姿勢に気をつける
表情と姿勢は、写真の印象を決める重要なポイントです。表情は、歯を見せて笑うのではなく、口を閉じた状態で口角を軽く上げます。目は少し力を入れて、不自然にならない程度に大きく開けることを意識しましょう。胸を張って、背筋は伸ばし、あごは軽く引きます。
きれいに写る服を選ぶ
背景が白の場合は、白い服を選んでしまうと、ぼやけた印象を与えてしまったり、背景と服が同化してしまったりする恐れがあるため、避けたほうが無難です。ボーダーやストライプ、柄のものより、無地の服のほうがすっきりとした印象になってよいでしょう。首元が詰まっているハイネックなどよりも、襟元が開いているデザインのほうが小顔に見え、首元もきれいに見えるためおすすめです。
まとめ
本記事では、パスポート写真をフォトスタジオで撮影したほうがよい理由や注意点について解説しました。パスポート写真は一度申請がとおると変えられないため、5年、10年と、長期間使用することになります。パスポート申請の細かく設けられた基準に引っかからないようにするためにも、フォトスタジオでの撮影をおすすめします。撮影に行く際には、今回紹介した、きれいに写るコツもぜひ参考にしてみてください。