近年、予想以上にバタバタとしがちな結婚式当日よりも、時間に余裕を持てる前撮りで記念写真を残すという新郎新婦が増えています。とくに、ドレスではなく色打掛や白無垢などの和装での前撮りは人気が高いです。ところで、前撮りでは「アイテム」が重要であることをご存知ですか?今回は和装前撮りを行う際におすすめのアイテムを紹介します。
前撮り時に使用するアイテムはどう選ぶ?
結婚式の前撮りで使うアイテムを選ぶときには、押さえておきたいポイントがあります。それは「イメージに合ったアイテムを選ぶ」ことと、「好みに合ったアイテムを選ぶ」ことです。
たとえば、和装での撮影ではあえてレトロな雰囲気の写真を撮影するという方も多いですが、せっかく衣装や背景で昔懐かしい演出をしていても、手に持っているアイテムが近代的過ぎるものであれば、雰囲気が台無しになってしまいます。
そのため、レトロな雰囲気の写真を撮影するときにはアイテムもレトロなものを選ぶというような、イメージに合ったアイテムを選ぶことが大切です。とはいえ、アイテムが新郎新婦の好みに合っていないと、撮影中にしっくりこないために表情がぎこちなくなってしまうなどのトラブルが起きてしまう恐れがあります。
そこで、アイテムを選ぶときにはイメージの他に新郎新婦がそろって納得できるような、好みにあった物を選ぶようにしましょう。たとえば、好きな色や趣味など二人の共通点を探りながらアイテムを選ぶ時間も、結婚式前の思い出作りになるのでおすすめですよ。
和装前撮りを行う際におすすめのアイテム!
ここでは、和装での前撮りでおすすめのアイテムを3つ紹介します。
まず紹介するのは、定番のアイテムであり人気が高い「花」です。季節の花や新郎新婦の誕生花、思い出の花など、花を取り入れた撮影は写真を華やかなものに仕上げてくれるため、和装・洋装を問わず人気があります。とくに桜の花や梅の花、藤の花などは和装との相性もよく、可愛らしさや上品さを演出するのにぴったりです。
また「番傘」も和装での前撮りによく合います。相合傘をすれば、これから一生を添い遂げる二人というイメージを演出できるうえ、お互いに一本ずつ番傘をさして向かい合うような構図もロマンチックです。
最後に「折り鶴」をおすすめします。折り紙は和装によく合うアイテムです。中でも折り鶴は夫婦円満の願いを込めることができ、仲睦まじい夫婦のシンボルでもある鶴をアイテムにすることで縁起よいというメリットもあります。
前撮り時に使用するアイテムはどうやって用意する?
ところで、前撮りで使うアイテムはどのように用意すればよいのでしょうか。方法としてはショップで購入する、もしくはレンタルするという2種類が考えられます。今回紹介したアイテムであれば、花はフラワーショップ、番傘は和雑貨や工芸品を扱うショップ、折り鶴であれば市販の折り紙を購入して実際に自分たちで折ってみるといような用意の仕方があります。
また、前撮りの依頼先によっては、番傘や、折り鶴を利用した折り鶴カーテンなどをレンタル品として用意している場合もあるため、自分で購入するのは難しいという場合には一度依頼先に問い合わせてみるのもよいでしょう。
今回は、和装前撮りを行う際におすすめのアイテムについて紹介しました。和装前撮りを行う際には、写真のイメージや新郎新婦二人の好みに合わせつつ、和装にぴったり合うアイテムを選んでみましょう。アイテムは自分で購入するだけではなく、前撮りの依頼先でレンタル品として用意されている場合もあります。ぜひチェックしてみてくださいね。